今年から資産の取り崩しをしています。
無職生活で失業保険も終わったので
当たり前のことなのですが、
以前の私はこれが怖かったんですよね。
一番最初にコレを怖いと感じたのが
2014年に入ったころでした。
当時勤めていた職場をクビ同然で辞めてから、
20日くらい無職だった頃のことです。
あの頃の私はたった20日ほどの無職でも
「収入が無くお金を使う状態」が
怖かったんです。
それが切っ掛けで投資信託から
高配当株へ鞍替えしたくらいでした。
何故か当時の私は
「配当なら元本は減らないから取り崩しではない」
という謎理論で安心していました。
普通に考えれば投資の収益とは値上がり+配当を
合わせたもので、例え配当から貰ったとしても
取り崩しているのには変わりません。
それなのに配当を使ってアレコレ買ったりと、
今から考えると意味不明な動きをしていました。
まあ投資自体理屈だけで続けられるものでもないし、
理屈道理行かなくとも続けられるなら
やらないより数倍マシだとは思いますが。
そんな謎理論で投資していたからか、
今年に入ってから始めて
資産の取り崩しをやった感覚がありました。
やれるようになったのは2014年当時とは
状況が変わったから。
資産は増えたし再就職が容易な仕事をしているので、
取り崩しても大丈夫と思えるようになった。
というわけで今年から資産の取り崩しをしていますが、
冷静に考えたら昔から資産の取り崩しはしていたなと。
この考えの変化は結構大きくて、
いつか完全リタイアしたときに
凄く役立つ経験をしていると思う。
私自身賢者ではなく愚者なので、
何でもやってみなければ分からない。
逆に一度でもやってみれば凄く大きな経験になる。
その大きな経験を積めたのは、
いつかきっと役立つことでしょう。