安西英雄の備忘録

人生をよりよくするために何が出来るか考え実行中。

お金が減るのに慣れてきた?

以前何度か書いたと思うのですが、

私はお金(というか資産)が減るのが嫌な人間です。

昔転職の途中に2・3週間無職だったことがあるのですが、

たったそれだけの期間ですら

お金が減るだけの状態なのが嫌でした。

ところが最近の私はちょっと変わったように思います。

 

私は昨年5月から無職で、昨年末まで失業保険を貰っていました。

今年に入ってからは単発バイトを一日やっただけで、

あとは資お金が減っていく一方の状態になっています。

それでもお金が減ることに対する

嫌悪感はそんなに感じませんでした

(この状態は今も続いています)。

 

その理由を考えると、

「お金の減り方が計画通りだから」

なんだと思います。

 

つまり予想外のことがなかったし、

あってもある程度余裕をもって計画していたから

十分対処できた。

だからお金が減ることに嫌悪感や

恐怖心を感じることがなかったのだと思うんです

(むしろ計画通りという安心感があった)。

 

それに今は再就職の手段として介護がある。

しかもフルタイムで働く必要はなく、

週2日も働けば最低限暮らしていける。

無職用の資産がなくなってもどうにでもなると

分かっているからこそ、お金が減ることに対する

恐怖心がなくなってきたのだと思う。 

 

一方お金が減るのが嫌だったころのことを考えると、

まずあの頃は資産がそんなに多くなかった。

多分今の半分もなかったと思う。

加えて「何かあった時の手段」が

今より圧倒的に少なかった。

実際には何かしら方法はあったけど、

それに気づいていなかった。

 

だからお金が減ることに凄い恐怖心を持っていたし、

こういった理由もあって元本の取り崩しではない

配当によるリタイアを目指したのだと思う

(税制上明らかに不利だとわかりつつも)。

 

多分資産の取り崩しによるリタイアを目指していたり

実行している人たちは、最初から腹に落ちるレベルで

これを理解していたのでしょうね。

まったくもって羨ましい。

 

さて、こうなると今後の資産運用に関しては

少々考えなければいけなくなりました。

このまま配当株投資を続けるか、

インデックス中心に切り替えて

リタイア後は資産の切り崩しにするか。

その中間というのもあり得ますが、

いずれにせよ自分なりの結論を出さなければいけませんね。