安西英雄の備忘録

人生をよりよくするために何が出来るか考え実行中。

ゴジラミレニアムシリーズ

今年の目標の一つとして

映画を100本観るというのがあります。

 

h1deo.hatenablog.com

 

その一環で以前から興味があった

ゴジラシリーズをすべて観る」

というのをやっているのですが、

ミレニアムシリーズを全部観たので

感想を書いていきます。

 

ミレニアムシリーズは以下の6本です。

 

ゴジラ2000 ミレニアム
ゴジラ×メガギラス G消滅作戦
ゴジラモスラキングギドラ 大怪獣総攻撃
ゴジラ×メカゴジラ2002
ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS
ゴジラ FINAL WARS

 

正直平成シリーズの方が良かったなと。

ミレニアムシリーズは基本的に

1954年の初代ゴジラ以外の物語が

無かったことになっていて、

つまりミレニアムシリーズそれぞれが

2回目のゴジラとの闘いを描いています

(メカゴジラのみ世界観が共通)。

 

ミレニアムシリーズ全部を見て思ったのが、

ヒーロー戦隊モノっぽいなと。

一貫してゴジラを倒すべき敵として描いているのは

良いことだと思うのですが、

人類側の超化学的な部分を前面に出し過ぎていて

パニック映画らしさが消えちゃっているなと。

 

昭和シリーズ中盤から言えることですが、

ゴジラってやっぱり恐怖の対象で、

本質は怪獣パニック映画じゃなければ

面白くないなと思うんです。

人気シリーズを続けるうえで

色んな試みをやっているのは良いと思いますが、

そもそもゴジラという作品自体

何年も続けてやるものではないのかなとも思います。

 

どのシリーズも後半になると焼き直し感が増すし、

10年に一度くらいその時代にあった

人類対ゴジラを描ければそれで十分かなと。

だからこそ12年ぶりに日本で作られた

シン・ゴジラは面白かったし、

そういうやり方の方が

ゴジラの良さが出るのかなと。

 

それとミレニアムシリーズでは

同じキャストが別の役で出てることが結構あって、

続けてみるとちょっと混乱した。

ファンサービス的な面もあるのかなと思うけど、

別の話しならガラッと変えても良かったと思う。

 

以上がミレニアムシリーズの感想です。

次回はハリウッド版というか、

モンスターバースシリーズを観ようと思います。

98年のゴジラモドキじゃなく、

2014年からアメリカで作られたシリーズですね。

 

文句を言いながらもなんだかんだ観ちゃうのは、

やっぱり私はゴジラが好きなんでしょうね。