安西英雄の備忘録

人生をよりよくするために何が出来るか考え実行中。

昭和ゴジラシリーズ

今年の目標の一つとして

映画を100本観るというのがあります。

 

h1deo.hatenablog.com

 

その一環で以前から興味があった

ゴジラシリーズをすべて観る」

というのをやっているのですが、

昭和ゴジラシリーズを全て観たので

感想を書いていきます。

 

昭和ゴジラシリーズとは以下の15本です。

 

ゴジラ
ゴジラの逆襲
キングコング対ゴジラ
モスラ対ゴジラ
三大怪獣 地球最大の決戦
怪獣大戦争
ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘
怪獣島の決戦 ゴジラの息子
怪獣総進撃
ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃

ゴジラ対ヘドラ
地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン
ゴジラ対メガロ
ゴジラ対メカゴジラ
メカゴジラの逆襲

 

これら15本を観た感想なのですが、

初代が原点にして頂点だったなと。

 

初代のゴジラは本当に面白かった。

ゴジラという未知の生物による恐怖と絶望、

それにどう立ち向かうかが

過不足なくズバリと描かれた印象だった。

 

これは後の作品を見て思ったことですが、

ゴジラというのは恐怖や畏怖の存在であり、

人類の敵でなければいけないのかなと。

 

3作目あたりからコミカル路線や

ヒーロー路線に舵を切っていった印象なのですが、

そうなるとゴジラに対する恐怖感が無くなる。

人類の味方になった理由があるわけでもないのに

何でそうなったの?感が凄かった。

 

社会問題を絡めていったのも

良くなかったと思う。

公害がどうこうとか

便利さを追い求める弊害とか、

そんな不純物をどんどん背負わせてしまって、

ゴジラである意味合いが分からなくなった。

 

人気作品を引っ張りたかったから

試行錯誤した結果だとは思うのですが、

ゴジラの良さが消えていった結果

シリーズが終わったのは当然かなと。

 

こうなるとシン・ゴジラ

虚構対現実としたシンプルな構成にしたのは

とても良かったのだなと今更ながら思いました。

ゴジラという未知の恐怖に人類がどう対抗するか?

初代で描かれたこのシンプルな構成こそ

ゴジラが一番面白くなるポイントなのかなと。

 

そんなわけで昭和ゴジラシリーズを

一通り観てみました。

次は平成ゴジラシリーズを観ていきます。

実は子供の頃このシリーズは

少し観たことがあるので、

懐かしみながら楽しみたいですね。