8月に首都圏に引っ越しました。
それから2ヶ月暮らしてみて思ったのですが、
地方のコミュ障は首都圏に来た方がいいと思う。
精神的にラクになる
引っ越して一番よかったと思うのが
精神的にラクになったこと。
もともと人付き合いが苦手で
誰かと一緒にいるとストレスを
感じるタイプなのですが、
誰も知り合いがいない場所に
引っ越したことでそのストレスが減りました。
生活のほぼ全てを自分で決めれるのは
凄く心地いいことです。
このよさはやってみないと
分からないでしょう。
時給が高く仕事が多い
引っ越すときに心配なのが
「どうやって収入を確保するか」ですが、
これも地方より首都圏の方が有利です。
私は介護の仕事をしていましたが、
引越し後時給が跳ね上がりました。
以前施設に勤めていた時は
時給850円ほどだったのが、
派遣で働くようになってから1400円になりました。
「それは派遣だからこそでは?」
と思うかもしれませんが、
派遣でもここまで高いのは首都圏や
大阪周辺など一部だけです。
この傾向は介護以外でもハッキリしています。
地元のコンビニでバイトの募集をしていましたが、
時給は700円ほどでした。
コッチでは1000円くらいのバイトが普通にあるし、
働く場所も圧倒的に多い。
同じ労働なら地方より首都圏の方が良いし、
働く場所が多いからコミュ障でも
働ける場所を見つけやすいでしょう。
家賃が安い
首都圏というと家賃が高い
イメージがあると思いますが、
そんなことはありません。
都心から電車で1時間ほどの場所や
学生街なら家賃3万円以下が普通にあります。
もちろん地方に比べれば狭い部屋になりますが、
コミュ障が一人で暮らすには十分です。
どうせ人なんて呼ばないのだから
家賃に余計なお金を使ったり、
無駄に広い部屋に住んで
無駄なモノを買うのは止めましょう。
ちなみに私の部屋は家賃2.6万円です。
狭い部屋ですがコミュ障の私には十分です。
コミュ障は新生活にすぐ慣れる?
引っ越した当時
「新生活にすぐ慣れた」
という記事を書きました。
当時はその理由を”無職だから"だと考えたのですが、
実は「コミュ障だから」が大きかったと思います。
どういうことかというと、
私は引っ越す前は基本的に
部屋に引きこもって暮らしていました。
外出するのは明確な理由があるときで、
部屋にいるときが一番ホッとする。
そんな生活を続けていました。
これは引っ越した後も変わりません。
今でも外出するのは理由があるときで、
基本的には家にいます。
なので私の感覚としては
「普段の生活は変わらないが周りがワープした」
といった感じなんです。
家の中では引越し前と変わらず、
外に出た時初めて引っ越したと実感する。
変わる部分が少なかったから
慣れるのも早かったんだと思います。
土地に縛られる理由が少ない
コミュ障だと人付き合いが悪く
普段会う人は家族と同僚くらいです。
なのでその分普通の人より
「○○さんと離れたくないから引っ越したくない」
なんて事が少なくなります。
実際に私は引っ越す事を
家族以外には言っていません。
それで特に問題はなかったし、
今も問題はありません。
関係性が薄いという事は
その分どこへでも動きやすい
というメリットになります。
多様な生き方が実感できる
最後になりますが
これは結構重要だと思います。
首都圏だと普通に暮らしているだけで
色んな人に出会います。
平日の昼間なのになんでこんなに
人がいるんだろうと思ったり、
外国人の方や障がい者の方を
普通に見かけたり、そしてそれを
普通のこととして受け入れていると
実感できます。
地元で暮らしていた時コミュ障だった私は
自分に劣等感を抱いていたこともありました。
しかし引っ越して多様な生きかたに触れて、
「自分はこのままでいいんだ」
と実感出来るようになりました。
結局は自分次第
ということで色々と書いてきましたが、
ぶっちゃけその人次第だと思う。
地方にいても気ままに生きている人もいるし、
首都圏でも生きにくくて
苦しんでいる人もいるでしょう。
でももしコミュ障で地方に住んでいて
生きづらさを感じているなら
首都圏に引っ越すのも一つの手だと思う。
「こういう生き方もある」
と気づいていただけたら幸いです。