安西英雄の備忘録

人生をよりよくするために何が出来るか考え実行中。

今から考えると狂っていたこと

先日、最初に就職した職場の夢を見ました。

当時の上司に詰められるという

なかなかヤバい夢だったのですが、

そういえば実際によくあったことだなと。

そしてそれ以上にヤバかったのが、

そんな職場で定年まで勤めようとしていたこと。

 

今でこそ半分リタイアみたいな感じだし、

定年まで働き続けるなんて正気の沙汰じゃないと

本気で思っている私ですが、当時はそれが普通で

そうしなければと考えていたんですよね。

 

そもそも高校時代もそんな考えでした。

何かの授業で今後の人生をリアルに考える

というモノがあったのですが、

そこで私が発表したのが

「定年まで勤め、その後年金を貰うまでパートで働く」

というもの。

 

今から考えると狂っているし、

それを普通の回答として受け入れられたのも

十分に狂っているなと思います。

 

誰がどれだけ稼ぐかなんて

その人次第としか言えません。

極論親の遺産で食っていけるから

一切働かない人がいてもいいし、

死ぬ寸前まで働き続けたいという人がいてもいい。

それぞれが自分の人生において

どのくらい働くかを自分で決めればそれでいい。

 

それなのにさも定年まで働くのが普通で、

それ以外は何か特別な事情があると考えるのは、

狂っているというかなんとも気持ち悪い。

 

私は所謂普通の人生から降りてから

凄くラクになったし、凄く楽しくなった。

ここ何年かはこれまでの人生で一番楽しい年を

毎年のように更新している。

それも普通の人生に見切りをつけ、

自分にとってどんな人生が楽しいかを

考えて少しずつ近づけていった結果だと思う。

 

普通の人生か楽しい人生か。

それがイコールならそれでもいいけど、

そうじゃないなら楽しい人生を取った方が

良いのではと思いますね。