安西英雄の備忘録

人生をよりよくするために何が出来るか考え実行中。

その程度の関係

先日アパートの同じ階の部屋のドアに

見慣れないものが掛けられていました。

何かわからずスルーしたのですが、

どうやら住人が住んでいないことを表すものらしく、

その部屋の人は引っ越したようです。

そこで一つ驚いたのですが、

私はそれまでその部屋の人が引っ越したことに

全然気づかなかったんです。

 

無職でほぼ家にいる私が気づかないとは

いったいいつ居なくなったのか気になりますが、

よく考えたらその人に関心がないから

気づかなかったのかなと思います。

 

そもそも私とこのアパートの住人とは

ほとんど接点がありません。

引っ越しの挨拶のときも誰も出てこなかったし、

階段ですれ違うときも挨拶すらしません。

 

でも私にとってはその程度の関係性が心地よく、

周りを気にしないで済むここでの暮らしが

すごく気に入っています。

少なくとも親と同居していたころより

今の方がずっとより良い生活が出来ているのも

この環境が一役買っているのは言うまでもないでしょう。

 

多分私は今後もこんな感じの部屋に住み続けるのだと思う。

引っ越し先も周りとの関係性が希薄なところがいい。

自分をほっといてくれて一人になれるところがいい。

このアパートに住んで3年近くたちますが、

改めてそんなことを思いました。