何かを選ぶ時、当然自分自身の考えを元に選ぶんだけど、
たまに「他人のイメージ」が自分の選択に影響を与えることがある。
例えばこんなこと。
以前私は職場の人に「大食いのイメージ」を持たれて、
それが行動に影響を与えたことがある。
事の発端はあるラーメン屋の話題になったときのこと。
そのラーメン屋は同じ値段で5玉まで増量可能という
お財布にやさしい店で、その店の話題になったとき
私は4玉食べたことがあると話した。
その結果私が小柄だということもあってか
大食いというイメージを持たれるようになった。
以来食べ物の話題になると
「安西英雄は大食い」というネタが繰り返されるようになった。
それ自体は別になんでもなかったが、
その後思わぬことで影響を受けることとなった。
外食の時知らず知らずのうちに
量の多いメニューを選ぶようになったのだ。
本当にそのメニューが食べたかったら問題はない。
でもその決断をする時
「他人に大食いと思われているから」
という理由が頭をチラつくようになって、
なんだか自分の事なのに他人に支配されているような気がした。
コレは物凄く気持ち悪いことだ。
だから今の私は何かを決断する時
「それは本当に自分の気持ちか?」
「本当に自分自身が望んだことか?」
等と自分に問いかけるようになった。
自分の人生なんだから自分が望むように生きたい。
だから何かを決めるとき、
他人のイメージに支配されることだけは避けたい。
それは自分が望むこととは限らないんだから。