外国語を知らない者は母国語を知らないなんて言葉がありますが、
他人を知らないと自分を知ることは出来ないのだなとも思います。
先日他人を観察する機会があったのですが、
そのとき自分とはずいぶん違うのだなと思いました。
自分にとっては普通のことでも他人には異常に見えるし、
多分私の普通も他人から見たら以上に感じることがあるのでしょう。
思い返すとこういったことを思うようになったのは
結構前のことなんですよね。
10年くらい前にネットとか本とかで
色んな人の人生に触れるようになって、
そのとき「あー、自分ってこういう人間なんだ」って
思うようになったのだと思う。
それと同時に「別にこれで良いのだ」とも思うようになった。
それまでは他人と違うことに悩んだり、
特にほぼ一人で過ごすことをどうにかしなければって
思うことが結構あった。
でも世の中には本当にいろんな人が居て、
それぞれがそれぞれの人生を生きていて、
その結果が世の中なのだと思うようになってから
生きるのが凄くラクになったのだと思う。
だからたまに他人を知るのは良いことだと思ってる。
常に他人に目を光らせるのは健全ではないけど、
たまに自分の立ち位置を確認するために
他人の知るのは今後もやっていきたいですね。
