食事中たまたまやっていた「警視庁24時」的な番組を見ていたのですが、
そこで悪質な酔っ払いの対応をする警察官が映っていました。
この手の番組ではお馴染みのシーンなんですが、
介護施設にいる「大暴れする利用者」への対応が大体あんな感じです。
「介護施設には大暴れする利用者もいて職員が大変」
なんて話しを聞いたことがありますが、その度に私は
「介護現場を見たことがない人がそれを想像できるのだろうか?」
と思っていました。
ですがこんなに分かりやすい例があったんですね。
日本語が通じない
悪質な酔っ払いのシーンで暴力行為と並んで良くあるのが
「日本語が通じないシーン」です。
大暴れする利用者もまさにこのパターンで、
暴力も厄介ですが日本語が通じないのでさらに大変。
無理に体を抑えようとすれば「虐待だ!」となりますし、
日本語が通じないから説得できない。
結局興奮が収まるまで待つしかありません。
たった一人に職場環境が破壊される
実は日常的に暴力・暴言があって、
対処の仕様がない利用者はそんなにいません。
だっていたら職員が辞めていくから。
施設もあまり取りたがりません。
だからこそ大暴れするたった一人の利用者に
職場環境が破壊されることがあります。
介護現場とはそういうところです。
先日、今の職場から逃げる準備を始めたと書きました。
職場が限界に近づきつつあるので、逃げる準備を始めます。 - 安西英雄の備忘録
ですがよく考えたら逃げる準備なんて常にやっておくべきでした。
幸い?にして介護の仕事は求人だけはなくなりません。
職場環境が破壊されそうならサッサと逃げるべきでしょう。