所謂平成ガメラシリーズと呼ばれる
「ガメラ 大怪獣空中決戦」
の3作品を一気見しました。
このシリーズのうち最初の二つは
小さいころに確実に観ているハズで、
多分3も観ているんですよね。
数年前もアベマでやってたので
1と2は観たのですが、
せっかくネットフリックスにアップされてたので
観てみようかなとなったわけです。
まず思ったのがシリーズ物は一気見に限るなと。
BTTFやハリポタもそうですが、
どういった時系列で何が起こったのかが
分かりやすくてとても良い。
それで感想ですが、
シリーズものとしてはゴジラより
こっちの方が好みかも。
コチラもガメラは地球の守護者のような設定で、
それがシリーズ通して描かれているのが良かったなと。
ただしそれによって救われることもあれば、
ガメラのような巨大生物が90年代の日本で暴れたら
相応の悲劇も起きてしまうよなといった部分も
ちゃんと描いたのが物語として良かったなと。
単純な勧善懲悪ではなく、
人間の綺麗な部分も身勝手な部分もあって、
そういった部分も含めて
「90年代の日本にガメラが現れたらどうなるか」
をひたすら描いたのかなと。
残念だった部分としてはやはり3の終わり方。
どう考えても続きがあると思ったけど
ここで終わっちゃうのかと拍子抜けしてしまった。
3自体は8月に京都駅に行ったとき
聖地巡礼をしていたので
終盤まで楽しめたので、
やはりエンディングだけが残念だったなと。
一応続編に当たる「駕瞑羅4 真実」というのがあるそうですが、
これは林家しん平氏の自主製作作品で、
現在は観ることが出来ないそうです。
そこでは3の直後の世界が描かれているそうですが、
観れないのが本当に残念ですね。
シリーズで個人的なベストは１。
あの「ガメラは敵か味方か」
みたいな空気感と、
それにまつわる人類の右往左往、
何よりエンディングへの入りが素晴らしかった。
というわけで久しぶりにガメラを観ました。
ネットフリックスで新作のガメラが出来たからこそ
アップされたそうなのですが、
だったら昭和ガメラも観たかったなぁ。
これはどうでしょうでガメラのBGMを使っているからで、
まさかこんな経験をするとは
数年前には思いもしませんでしたね。
