私が投資に出会ったのは2009年の秋のこと。
リーマンショックの影響で給料が2回も減らされ、
当然のようにボーナスもカット。
何とかしなければと思っていたところ、
たまたま訪れた銀行で金融セミナーを勧められたのが切っ掛けだった。
そのときは進められるがままにクソファンドを買ってしまったのだけど、
その後自分で色々調べた結果直ぐ解約して事なきを得た。
さて、この「色々調べた」ときに私はいろんな出会いを果たした。
それは後に「顔も知らない恩人たち」と呼ぶことになる人たちで、
あの出会いがあったから今の私があるのだと思う。
あの頃の私は何というか、色々と行き詰っていた気がする。
将来への不安とか現状への不満とか色んな負のエネルギーが溜まっていて、
それを何とかしたいと思っていた。
セミナーに参加したのもその一環で、
とにかく自分をどうにかしたいと強く考えていた。
そんな中セミナーで進められるがまま買ってしまった
クソファンドについて調べたとき、
「世の中にはこんな凄い人たちが沢山いるんだ!」
と驚いたのを覚えている。
切っ掛けは投資だったが、
そこからいろんな人生に触れた。その中には
「これって自分でも出来るのでは?」
と思える人も結構居た。
自分と同じような年収の人や、
自分と同じようにコミュ障な人。
そんな自分と似ていて、
自分よりずっと先を歩んでいて、
でも自分もその道を歩けるんじゃないか?
と思える人が結構いた。
そのとき私が選んだ手段は「真似ること」だった。
投資、労働、考え、行動などなど…
自分でも出来そうなことをとにかく真似た。
当然すぐには上手くいかないし、
やってみた結果自分には合わないことも沢山あった。
でも自分に合っていると思えることも沢山あって、
それらを少しずつ修正しながらやっていったs。
今の私はその結果です。
低所得者なのにある程度の資産を築けたり、
週3日労働で首都圏で気楽に暮らせたり、
何なら1年半も無職をやれたり。
全てはあのとき出会った「顔も知らない恩人たち」を
真似たから出来たことだった。
そして今新しくやりたいことが幾つかある。
すでにそれをやっている人も知っている。
今回も彼らを真似てやってみようか。