私は自分のことを劣っている人間だと思っています。
普通の人が普通に出来ることが出来ないのは当たり前だし、
仮に出来るようになるとしても物凄く時間が掛かったりと、
ずいぶんと不便な形で産まれたものだと思ってる。
もちろんそれをほったらかしにしてきたわけではなく、
自分なりに色々対策を考えて色んなことをやってきた。
その方法は大きく分けて二つある。
①馬鹿から脱出するため学習する
②馬鹿でもどうにかなる方法を考える
①はある意味王道といえるかと思う。
馬鹿でも学び続ければ人並みにはなれるし、
これが一番まともな考えなのだと思う。
残念なのがこの方法を続けるのが困難だということ。
周りより成長が遅いというのはモチベーションを低下させるし、
低いモチベーションは効果が現れるのを遅らせる。
この負のループに巻き込まれるともうどうしようもなく、
結局人並みになる前にあきらめてしまう。
②は個人ではどうにもならないが、
この便利になった世の中のおかげで出来るようになったこと。
便利な制度や便利な道具のおかげで、
以前より遥かに「出来ない人にできること」が増えた。
この便利な制度や便利な道具を使えば
馬鹿でもそれなりに楽しく暮らすことはできるし、
事実去年の5月から無職になった私は
このおかげで楽しく暮らせていると思う。
こんな風に馬鹿でもどうにかする方法は
2つあると思っているのだけど、
ではどちらを優先するべきかというと
どちらもそこそこ頑張るのがいいのでは?と思う。
学ぶだけでは大変だったり自分にはどうしようもなかったり、
場合によっては学ぶより道具や制度、サービスに頼ったほうが
遥かにお手軽な場合は結構ある。
逆に一度身に付ければ効果が長く大きく続くものは
多少時間が掛かっても学ぶ意味はあるし、
それによって少しでも馬鹿から脱出できるなら
人生がより良くなる確立は高くなる。
ということで馬鹿な私の人生戦略の基本として、
それは学んだほうがいいのか周りに頼った方がいいのかを
最初に見極めるようにしたい。
間違った努力は悲惨な結果にしかならないし、
余計なコストはそれを払うために犠牲が大きすぎる。
馬鹿でもそのくらいは判断できるようになりたいものです。