安西英雄の備忘録

人生をよりよくするために何が出来るか考え実行中。

施設の医師が認知症?

私は介護の仕事をしています。

介護の施設にはいろんな種類があり、

そのうちの一つが「介護老人保健施設」。

その特徴は「医師が常駐する」ことですが、

以前勤めていた施設で

とんでもないことがありました。

施設に常駐する医師に

認知症疑惑があったのです。

 

具体的にどんなことがあったかというと、

 

・出勤日を間違えるのは当たり前

・以前書けていた書類が書けなくなる

・朝5時に「病院ってどこに電話するの?」

 と施設に電話してくる

 

などなど「それ認知症じゃね?」

というエピソードが続出しました。

今から考えると恐ろしいことです。

 

その後どうなったかというと、

ぶっちゃけ分かりません。

一応変わりの医師を探す話に

なっていたのですが、

見つかる前に私が辞めたので。

 

それでなぜこんな話しをしたかというと、

「介護施設の人材不足ってここまでなんですよ」

っていう紹介です。

もちろんこれは極端な例ですが、

施設によってはそこまでしないと

人材を確保できないんです。

 

これは医師だけでなく

介護士や看護師も同様です。

ハッキリいって

「この人普通の仕事は出来ないんだろうな」

という職員が結構います。

 

あまりヤバイとすぐ辞めたりしますが、

それでもそういった人を採用しなければ

人手が足りないのが現状です。

私が以前から

「介護は誰でも始めることができる」

と言ってきたのはこんな現状からなんです。

 

だからもし介護で働いてみようと

考えている人がいたら、

「その選択肢は最後でいい」

とアドバイスします。

介護はいつでも始められます。

他に選択肢があるなら

そっちを優先してください。

「介護で無理して体を壊して、

 他の選択肢もなくなった」

なんて事もありえますよ。