安西英雄の備忘録

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久しぶりに映画のハシゴ

久しぶりに映画館で

映画をハシゴしてきました。

今回観てきたのは

ゴジラ-1.0と鬼太郎誕生ゲゲゲの謎です。

 

調べたらハシゴをしたのは

22年7月以来。

そもそも映画館で観るのが昨年8月の

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー以来で、

久しぶりに音の衝撃を感じてきたわけです。

 

映画のハシゴ - 安西英雄の備忘録

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー - 安西英雄の備忘録

 

個人的に映画館で観る一番のメリットが

この音の衝撃だと考えています。

自宅の小さなPCで観ても面白いものは面白いですが、

あの音の衝撃は劇場でないと感じれません。

この一点だけでも映画館で観る理由には

なり得ると思います。

 

でもって肝心の映画の感想ですが、

まずゴジラ-1.0から。

私は昭和シリーズからシン・ゴジラまで

一通りゴジラシリーズを観たことがありますが、

状況の絶望度は群を抜いています。

 

終戦直後で武装解除されており、

情勢から米軍を頼ることも出来ない。

国としても大っぴらに行動できず、

動けるのは元海軍を集めた民間のみ。

 

加えてゴジラが怖い。

理由なく暴れているというか、

暴れたいから暴れている感じで、

そこに慈悲が全くない。

 

正直最初から「これどうすんだ」感が凄く、

勝てるイメージが全く思い浮かびませんでしたが、

ここから勝てそうな理由を

一つずつ積み上げていくのだからまあ凄い。

 

何というか、ちゃんと勝てそう感を

しっかり出しているんです。

劇中でも指摘されていましたが

作戦は穴だらけだし、実際想定外もあった。

それでも「これならいける」「これしかない」感を

しっかりと積み上げていくから

終盤の展開もちゃんと納得できた。

 

人によっては恋愛パート要らなかった

という人もいるかもしれませんが、

個人的にはアレが無ければ主人公が

ゴジラに立ち向かうのは難しかったと思うし、

邪魔になるほどでもなかったのでアリだったなと。

 

前評判はすこぶる良かったですが、

個人的にも初代ゴジラシン・ゴジラ並みに

面白い傑作のゴジラだと思いました。

 

一方鬼太郎誕生も面白かった。

かなりダークというか、

人間の負の部分をむき出しにしていて

個人的に好きな映画だなと。

 

奇しくもゴジラ同様戦時中の経験が

主人公の行動に影響を与えていて、

両者ともに戦争が終わっていないのかなとも感じた。

 

所謂善人と言えるキャラはいないのに、

それでもこういった救いがあるのかと驚いた。

以前感想を見かけたときは全く救いがないと

書いていたけど、

個人的にはアレが救いなのかなと思ったし、

あの終わり方で良かったと思う。

 

ロクでもない「人間」しか出てこない映画だけど

それで良かったと思うし、

ゴジラ共々映画館で観て良かったなと。

 

というわけで久しぶりに映画館で

ハシゴしてきました。

実はまだ映画館で観たい映画が幾つかあるので、

近いうちにまた行きましょうかね?