安西英雄の備忘録

人生をよりよくするために何が出来るか考え実行中。

10万円と100万円と1000万円

私は昔からお金を貯めるのが好きで、

小学生の頃は通帳を作ってもらって

お年玉を貯金していたりした。

貯金額が増えていくのをニヤつきながら

眺めるような子供だったけど、

その中でも桁が一つ増えた瞬間は

見えている世界が変わる感覚があった。

 

貯金額が10万円を超えたのは小学生の頃。

何年生かは覚えていないけど、当時の自分は

「これでもう何でも買える」

と思ったことを覚えている。

実際その後ハマった映画のグッズを買い漁ったりと、

何かと貯金にはお世話になった。

 

100万円を超えたのは社会人1年目。

当時は月10万円くらい貯金していたし、

ボーナスもそれなりの額を貯金に回していたので

結構早く100万円を超えた。

 

このとき最初に思ったのが

「まとまったお金が出来た」で、

車の買い替えとか何かあったときの

一時金とか、とにかくこれで

お金に関する安全度が上がったと感じた。

 

1000万円を超えたのは2014年だった。

こちらは貯金ではなく資産総額で、

その大半は株式となる。

当時はアベノミクスの影響で資産が一気に増えた結果で、

ギリギリ20代で1000万円を超えたのは本当に嬉しかった。

 

思えばこの頃から本格的に早期リタイアや

セミリタイアを考え始めたと記憶している。

ちょうど介護職に転職して仕事の汎用性が上がったり

断捨離によって身軽になったりと

人生の選択肢が上がった時期だったが、

資産が1000万円を超えたのも大きかったと思う。

 

こうやって振り返ると資産の桁が上がると

見えている世界が変わるのだと思う。

もっとも私にとってはここが限界で、

生きているうちに1億円を手にすることはないでしょう。

もしそうなったら自分はどうなるか興味はあるが仕方がない。

 

変わりに資産が2・3000万円になったら

今よりそんなに変わらないが確かに違う世界に行けると思う。

すなわち完全リタイアの達成で、

低コストライフの私にはそのくらいで十分可能だと思う。

現在の資産から考えると倍くらいにしないといけないが、

そう遠くない未来に達成できるかな?と思っている。