若いころに貯金していて本当に良かったと思っています。
この貯金というのはそのまま「お金を貯めた」という意味で、
そのお陰で人生がドンドン楽になっていったんです。
「若いころは貯金なんてしなくていい」
「遊んだり自己投資したりしろ」
なんてことは結構聞きますが、
私に関しては貯金+資産形成で正解だった。
お金が貯まるって余裕が貯まるってことなんですよ。
100万円あれば100万円分何かをすることも
何か(主にやりたくない仕事)をしないこともできる。
これが出来るかどうかって全然違います。
この100万円が200万円になり300万円になり、
ついに1000万円を超えるとちょっと感覚が変わる。
私の場合年間生活費が100万円くらいだから、
ほぼ10年無職を続けることができる。
そう気づいたときもの凄く気持ちが楽になったし、
それだけの自由が得られると思うと
やりたかったことが一気に現実的になるのを感じた。
私が資産総額1000万円を超えたのは29歳の頃で、
ギリギリ20代で達成できたのはすごく大きかった。
まだ多少の無茶は出来る年齢で達成できたから、
これから色んなことをやろうと思ったし、
実際やってきた。
首都圏に引っ越したのもそうだし、
1年以上働かないことも出来た。
それまででは考えられないくらい
色んな所に行けたし、色んな体験ができた
(ほんの少しだけど勉強も出来た)。
何のことはない、若いころにやるべきと言われていることを
今になって出来るようになったのだ。
こういった経験があるから私は若いころ
貯金していて本当に良かったと思っている。
もちろん万人に当てはまるわけではないが、
世間一般に言われていることが
必ずしも自分に当てはまるわけではない。
もしかしたら若いころ貯金していて一番良かったのは、
そのことに気づけたことかもしれませんね。