安西英雄の備忘録

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9/12全日本プロレス後楽園大会

9/12に行なわれた全日本プロレス

後楽園大会を観てきました。

公式サイトの試合結果がコチラ↓

全日本プロレス試合結果

では個人的な感想を書いていきます。

 

前半戦

王道トーナメントの関係で8人タッグが2つ。

個人的にこういったゴチャゴチャは好きではない。

まあその中でも鼓太郎選手に突っかかった

中島選手や岡田選手はよくやったと思う。

第二試合も第二試合らしい戦いだったし、

第三試合のジョー無双も短い時間で

インパクトを与えたとは思う。

でもやっぱり詰め込みすぎ感が出て

十分に楽しめないんですよね。

せめてもう少し人数を減らしたほうが良かったと思います。

 

後半戦

後半戦は王道トーナメント1回戦。

個人的には全部当たり。

ヨシタツ選手は相手がタジリ選手ということもあって

新日本で観るより遥かに良かった。

特にバックドロップ解禁は良いですね。

昔から観ていた人には嬉しかったんじゃないでしょうか?

 

ボディガー選手はヘビーにしては小柄ですが、

それを補って余りあるだけのパワーがある。

巨体の石川選手相手でも十分に通用するし、

シングルでもタッグでも面白い超万能選手になった印象です。

 

ゼウス選手と崔選手のシングルは生で観るのを

ずっと楽しみにしていました。

去年の王道トーナメントあった同カードが

とんでもなく評判がよく、

今年のチャンピオンカーニバルで行なわれた

試合を中継で観ましたがコレが素晴らしかった。

そして今回ついに生観戦となったこのカード。

文句なしで今大会ベストバウトでした。

 

プロレスの魅力の一つに音があると思うのですが、

ゼウス選手のチョップや崔選手の蹴りは

音を出そうとしているのではなく

「ぶっ叩いた結果出た音」

という印象なんです。

コレは生で聞かなければ分からないと思うのですが、

とにかく音がヤバイ。

仮に自分が喰らったら骨が折れるんじゃないか?

というくらいヤバイ音を何度も響かせる。

それだけじゃなくブレーンバスターでの意地の張り合いや

相手のフィニッシュホールド級の技を跳ね返す様は

本当に凄まじかった。

個人的に4月に行なわれたチャンピオンカーニバル開幕戦、

諏訪魔対石川に並ぶ年間ベストバウト候補です。

 

最後にメインイベントとなりますが、

宮原選手とKAI選手は本当に噛み合いますね。

ヘビー級ながら素早い動きを持つ共通点もありますが、

それだけではなくヘビー級らしい重厚感もある。

セミを見たときメインが喰われるのでは?

と心配したのですが杞憂でした。

 

そして宮原選手、試合後のマイクが長い。

私の気のせいかもしれませんが、

段々長くなっているような…

それでも最後まで観ちゃうんだから

術中にハマっているということか?

 

ということで全日本プロレス後楽園大会、

大満足の観戦となりました。

今回は平日とあって客入りがどうか心配だったのですが、

ふたを開ければ1000人越え。

改めて全日本プロレスの人気回復を思わせる数字となり

ファンとしても嬉しい結果となりました。