安西英雄の備忘録

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12/18全日本プロレス最強タッグ優勝決定戦③

12月18日に行われた全日本プロレス

後楽園ホール大会を観戦してきました。

公式サイトの結果がコチラ↓

全日本プロレス

この記事はその②の続きです。

12/18全日本プロレス最強タッグ優勝決定戦② - 安西英雄の備忘録

では続きを書いていきます。

 

第五試合

最強タッグリーグ戦を突破できなかったタッグ同士の対決。

とくにゼウス選手&ボディガー選手はタッグ王者でありながら

予選敗退となったため、再出発のため負けられない。

モチロン真霜選手と永井選手もここで取れば

世界タッグへの道が見える重要な一線となる。

全日本プロレスはこういったテーマ付けが上手いですね。

 

肝心な試合のほうですが、個人的には

もっとやれたのでは?と思ってしまいます。

というのも両国大会でのゼウス選手とボディガー選手の

素晴らしい試合を観て以来、

ハードルが上がりまくっているようです。

 

この試合もモチロン良かった。

しかし真霜選手と永井選手による腕攻めで

ゼウス選手のパワーを押さえに行ったのですが、

コレが効きまくったためか

ゼウス選手の爆発力がいまひとつでした。

 

ただそこをボディガー選手がしっかりと

カバーするのは流石でしたね。

ゼウス選手が注目されがちですが、

ボディガー選手のサポート力も

もっと注目されてほしいです。

 

セミファイナル

再出発のエボリューション4人と

個性的過ぎる4人による8人タッグ。

やはり諏訪魔選手の強さは圧倒的でした。

今の日本プロレス界でナチュラルな強さでいったら

この人が一番なんじゃないでしょうか?

そのくらい負ける姿が想像できない人です。

この人が柱としてしっかりいるからこそ

エボリューションはいいユニットなのでしょうね。

 

対する赤コーナーの四人ですが、

秋山選手、カシン選手、井上選手は

それぞれの世界観を存分に発揮していました。

やはり「この人といえば」というものがある人は

プロレス界に残っていくものですね。

 

そして個人的に大注目の岩本選手。

この8人の中で一番若く経験も浅い選手ですが、

存在感は決して負けていませんでした。

特に諏訪魔選手をブレーンバスターで投げたシーンや

同じく諏訪魔選手を払い腰で投げたシーンは

十分なインパクトを与えてくれました。

 

個人的にこの払い腰で投げたシーンが注目でした。

諏訪魔選手の120キロの巨漢をジュニアの選手が投げきる。

コレなかなか無いシーンですよ。

払い腰って投げ技の中では

「相手の体格に影響されにくい技」

なんですよね。

だから対ヘビーでも払い腰で寝技に持っていって

関節を取って1本取るとかだと

かなり説得力をもって勝てるようになると思うのですが。

モチロンジュニア相手にも決めれるし

走りこんできた相手にカウンターで決めることも出来る。

といった具合に使い勝手がいい技に見えました。

 

岩本選手は全日本ジュニアの中では若く

コレからが楽しみな選手なので、

注目してみていきたいですね。

 

その④へ続く

12/18全日本プロレス最強タッグ優勝決定戦④ - 安西英雄の備忘録

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