安西英雄の備忘録

人生をよりよくするために何が出来るか考え実行中。

賃貸派の理由

他人がどっちにするかはどうでもいいですが、

私個人は住む家は断然「賃貸派」です。

その理由は「リスクが少ないと思うから」です。

 

持ち家の場合長期間その場所に

固定されるリスクがあります。

このリスクが顕在化するのは

自然災害が起こったとき。

 

地震や台風などで住めなくなった

「ローンを払い終えていない家」

に頭を悩ませる話しは珍しくありません。

 

こういった場合賃貸なら

引っ越せば済みます。

場合によっては管理会社などから

代わりの物件を紹介されることもあるでしょう。

自然災害のリスクを考えれば

持ち家より賃貸の方がいいでしょう。

 

二つ目のリスクが住宅ローンです。

家を建てるならほとんどの場合

30年~35年の超長期ローンを組むでしょう。

この間ずっとローンを払い生活費を確保し

老後に備え場合によっては教育費や

親の介護費を稼ぎ続けることが

はたして出来るのでしょうか?

 

私にはそんな事を出来るのは超人か

自分を犠牲にしまくるしかないと思います。

私は超人じゃないし

自分を犠牲にする気もありません。

 

住宅ローンを組むくらいなら

毎月家賃を払い続けたほうがマシです。

「持ち家はローンを払い終わったらタダで住める」

なんて事を言う人を見かけますが、

それは修繕費を甘く見ているだけです。

持ち家なんて20年もすれば何かしら

リフォームが必要になってきます。

 

私の実家の場合30年が過ぎた頃から

毎年のように何かしらリフォームしています。

その額はバカになりません。

このことから分かる三つ目のリスクが

家に住めなくなるリスクです。

 

日本の家って結構脆いですよね。

それこそローンを払い終えたら

住めなくなる勢いです。

ボロボロになった家を何とか修理して

どうにかして住み続けている印象です。

「この家にいつまで住めるのか…」

なんて心配してないんでしょうか?

 

私はそんな心配したくありません。

賃貸の場合住めなくなっても

他の物件を紹介されるでしょうし、

持ち家よりリスクは低いと考えています。

 

と、ここまで賃貸派の理由を書いてきましたが、

「家を借りられなくなるリスク」

にはどのように対処するのか?

そもそもこのリスク自体が低いと思います。

 

日本の空家率はドンドン上昇していて

物件が余っている状態が加速しています。

平成45年の空き家率は30.2%と予測:不動産トピックス 【不動産ジャパン】

加えて借り辛いとされる高齢者も増えています。

 

この状況で一番損をするのは不動産屋です。

借り手がいなくなったら商売上がったりです。

ではその損を回避するにはどうするか?

借り手を増やすしかありません。

具体的には今まで借り辛いとされた

無職や高齢者にも貸さなければいけません。

 

今でさえ無職でも家を借りれる時代です。 

私は今後、住宅はドンドン

借りやすくなると思います。

だから家を借りられなくなるリスクは

心配していません。

 引越しの流れ~無職でも家を借りれました~ - 安西英雄の備忘録

 

もしも私に莫大なお金があれば

温暖で地盤がしっかりしていて

山や海・川から離れている土地に

耐震・耐火などの備えをバッチリ施した

家を建てますが、そんなお金はありません。

だから私は賃貸で十分です。