私は介護施設で働いているのですが、
入所している利用者は様々な方がいます。
100歳越えも珍しくなく、
今の施設だと最年長が107歳。
関東大震災をリアルタイムで経験した方です。
先日この方の家族が面会に来たのですが、
そのとき言ったのがタイトルのこれでした。
その家族の方は息子さんなのですが、
107歳の息子だけあって80歳を超えています。
自分もおじいちゃんなのに、
親の心配をしなければいけない。
そしてこの心配を自分の子や孫に渡したくない。
それ故の言葉なのかなと思いました。
介護施設で働いていると色んな人生の終末を目にします。
介護をやっていて良かったと思うことが幾つかありますが、
その中でも特に大きいのがコレかなと思います。
人生の終わりがどうなるのか?
それは本当に分かりません。
だからこそ後悔はしたくないし、
やり残しはしたくないと思いますね。