安西英雄の備忘録

人生をよりよくするために何が出来るか考え実行中。

人生が楽しくなったタイミング

私は自分のことを無能と思っていますが、

それでも結構楽しい人生を送れていると思う。

考えてみると昔はそう思うことが少なかった気がするが、

じゃあどのタイミングから楽しくなったかというと

 

①生活コストが下がった

②最低限稼げる能力を身に付けた

③ある程度の資産を築いた

 

この3つがそろったときだったと思う。

 

生活コストが下がると生きるために必要な額が減る。

つまり稼ぐ労力が減るわけで、

これによって余裕が生まれた。

生活コストを下げたきっかけはリーマンショック

断捨離や生来の貧乏性など色々あったが、

それによって余裕が生まれることを実感してから

より生活コストを下げようとするようになったと思う。

 

生きるのに必要な額が減るということは

その分仕事を選べるようになるわけで、

普通なら低所得で敬遠されるような仕事も

候補に入ってくる。

そういった仕事はやりたい人が少ないために

普通じゃない働き方(時短、週3日勤務など)が

認められることが多い。

 

いろんな働き方を選べれば

無能でもやれる仕事が見つかりやすく、

事実私は介護を始めてから

「これで収入の心配はなくなった」

と思えるようになった。

コレも世間的には低収入(実際そうだが)だが、

私には最低限稼ぐ手段としてありがたい存在となった。

 

必要な額が減り最低限稼げる仕事を見つけたところに

ある程度の資産があれば、人生の心配事は激減する。

ある程度の額は人によって変わるが、

私にとっては「10年無職でいられる額」が

目安になっていると感じる。

 

10年無職でいられる額を貯めるのは大変だと思うが、

時間さえ掛ければ誰でも可能な額だと思う。

もっとも私の場合生活コストが少なかったから

必要な額も少なくて済んだし、

やはりここでも生活コストを下げることは

有効だと感じる。

 

以上の3つがそろえば無能でも人生を

楽しく送れるようになるのでは?と思う。

私がこの3つをそろえたのはここ数年のことで、

首都圏に引っ越したり期間限定無職を始めたり

あっちこっちに旅行に行ったりと、

ずいぶん楽しい人生を送れるようになったと思う。

相変わらず無能で苦労することはあるが、

それでもそれなりに楽しい人生は送れるのだなと実感している。