安西英雄の備忘録

人生をよりよくするために何が出来るか考え実行中。

血の繋がった他人

自分にとっての親とはどういう存在かと考えると

「血の繋がった他人」という表現がしっくりくる。

 

聞く人によっては信じられないかもしれないけど

私にとって親は特別な存在ではない。

もちろん「自分以外の人間で大切な人ランキング」

があったら間違いなく上位には来る。

実際昨年末に母親が倒れた時は

自分に出来る範囲で援助もした。

 

でもそれはあくまで自分に出来る範囲であって、

例えば友人が本当に困っていたから

出来る事をしたのと変わらない。

自分を犠牲にしてまで援助したいとは思わない。

 

わたしにとって一番大事なのは自分自身で、

2位以下を大きく引き離している。

だから血の繋がった親であろうと他人という

カテゴリーに分類するのが自然だと思ってしまう。

 

当然だけどこういった考えをする人は少数派だと思う。

少なくとも多数派ではないだろうが一定数はいると思う。

なぜこんな事を書いたかというと最近

「考え方は人それぞれ」

「感覚が似ている人でも違う事を考えることがある」

ということを凄く実感することが増えたから。

当たり前の話?確かにそうだけど、

それをちゃんと意識しているのだろうかと

考えさせれれる事が増えてきた。

自分自身が「親は血の繋がった他人」と思うくらいだから

他の人が何をどう考えているかなんて分からない。

このことはもっとちゃんと意識しておきたいものです。