今回は私の投資遍歴について記録しておこうと思います。
私が投資を始めたのは今から約5年前。
世界がリーマンショックから立ち直り始めていた頃です。
給料が4割ダウン
当時私は金属加工会社で働いていたのですが、
他の会社同様にリーマンショックの影響を受け、
給料が4割ほどダウンしていました。
元々お金を使わない体質だったこともあり貯金を崩すことはなかったですが、
それでも将来への不安や収入を会社に頼ることの危うさなど、
「自分で何とかしなければいけない」
という思いを強くしていきました。
銀行のセミナー
丁度その頃用事があって銀行へいくと窓口の方に
「預金がだいぶ貯まっていますね。今度投資セミナーがあるのですが参加してみませんか?」
といった勧誘を受けました。
当時の私の預金は3~400万ほどで、今から考えれば
この程度でセミナーに呼ぶのか?と疑問に思えます。
たぶん当時の銀行も、この程度の預金者を
勧誘しなければいけないくらい必死だったのでしょう。
投資信託に出会う
上記の不安もあって、私はセミナーに参加することにしました。
内容は当時急激に株価が戻りつつあったブラジルの経済状況に関するものです。
このセミナーをきっかけに後日私はブラジルに投資する投資信託と、
その場で勧められた毎月分配型の投資信託を買うことになります。
冷静に考えると…
初めて投資信託を購入した私は興奮していました。
「これで将来の不安を解消できる」
「お金が貯まったらもっと買い増そう」
しかしふと冷静になると、ある疑問が浮かびました。
「投資信託って結局なんだ?」
愚かにも私は投資信託が何なのかよくわからないまま購入していたんです。
投資について学び愕然とする
そこで投資信託について書かれた本を何冊か購入し、
私の馬鹿な頭でもわかるようになるまで何度も読み返しました。
結果わかったことは、私が買った投資信託は
ダメ商品の見本のようなものだったということです。
一方は一つの国に集中投資するアクティブファンド。
もう一方は将来の資産形成にまるで向かない毎月分配型ファンド。
しかもどちらもボッタクリといっていいほどの高コスト。
こんな商品をよくわからないまま買ってしまった自分に愕然としました。
数ヶ月で売却へ
このとき買った投資信託は数ヶ月で売却しました。
幸い±0くらいで売却できたので、結果としていい勉強になったと思います。
自分に合った投資とは
ここから私は本当に自分にあった投資スタイルとは何かを探すようになりますが、
長くなったので次回へ続きます。