先日齋藤孝さんの「貧乏のススメ」という本を読んだ。
その中で「リフレイン読み」というのが紹介されていて、
もの凄く共感したので記録しようと思う。
リフレイン読みとは簡単に言えば再読のことで、
本書では「コレという本を10回読み返す」
と書かれていた。
「人を動かす」を10回くらい読み返したらしく、
その内容が無意識のうちにためになってるようだ。
このリフレイン読みのいい所は
「コレという本=自分にとって必要な本」を繰り返し読むことで、
その内容を自分の身体に染み込ませる事が出来ることだ。
そうすることで自分にとってのベースが出来上がる。
私はコレを勝手に
「自分の中に確固たる考えを植えつけること」
と解釈した。
この考えは凄く共感できる。
今まで本を何百冊と読んできたけど、
コレと思った本は何度も読んだし、
そうすることで自分の中に作者の考えが根付く感覚がある。
例えばある分野でコレという本があればそれを何度も読み返す。
するとその考えが自分の腹に落ち、
少々のことではビクともしなくなる。
そもそも本の内容なんて、一度読んだくらいでは身に付かない。
例えその場で理解できても1週間もすれば忘れてしまう。
それは凄くもったいないことだ。
だから自分がコレと思った本はリフレイン読みする。
何度も何度も読み返す。
もちろん10回以上読んだっていい。
そうやって何度も読み返して自分の身体に染み込ませてこそ
本の価値は最大限に高まるハズだ。