安西英雄の備忘録

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10回読んだ本① 20代で隠居

今年の目標に「10回繰り返し読む本に5冊出会う」がありますが、

ようやく1冊目が終わりました。

読んだ本は「20代で隠居」です。

実はこの本、以前何度か読んでいるのですが、

ある理由から10回読んでみようと思いました。

 

3月の半ば頃になりますが、

職場でどうしても納得できないことが続きました。

それこそ仕事を辞めようと思うくらいの事が続きました。

加えて週に5日も仕事に時間を奪われることが

物凄くストレスに感じることも増えてきて、

今後の人生について考えるようになりました。

 

結果として私は週5日働くのをやめることにしました。

それなりに蓄えもあるし、低コストな生活も出来ている。

週5日働かなくても大丈夫なハズ…

そう思ってもやはり不安はあります。

この本のことを思い出しました。

 

著者の大原さんは週2日だけ働いて生活しています。

そんな生活を「頑張る」のではなく「楽しんで」います。

なぜこの生活を不安なく楽しめるのか?

それを理解するには理屈ではなく精神面というか、

考え方とかそこに至る過程とか、

とにかくそういった生活を楽しんでいる人の内面を

自分に染み込ませる必要があると考えました。

 

それで実際に10回読んでみたのですが…

正直に言うと著者の考えを完全に染み込ませることは出来ませんでした。

結局は他人なのでどうしても考えの違いが出てくるし、

完全に不安がなくなることはありませんでした。

 

それでもこの本を10回読んでよかったと思います。

自分にとって余計なモノをそぎ落とすことが

どんなにラクなことか思いなおしたし、

人生いくら残ってるか分からないのだから

本当にやりたい事をやりきりたいし、

そしてそのためにやりたくないことからは

遠ざかりたいと思えたから。

不安が完全に無くなることはなかったけど、

こう思えただけでだいぶ和らぎました。

 

ということで初めて「10回読み」という事をやってみましたが、

本当にやってよかったと思います。

10回読んでみたいと思っている本はもう何冊かあるので、

早速取り組もうと思います。

 

 

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