安西英雄の備忘録

人生をよりよくするために何が出来るか考え実行中。

拝啓、スルースキルズの皆様へ

全日本プロレス応援大使、スルースキルズが6/30をもって解散します。

私自身今の全日本プロレスを観始めたのは去年の10月のことで、

彼女たちを観てきたのはこの8ヶ月ほどとなります。

 

最初は彼女たちの事を全く知りませんでした。

10月の興行で試合前にミニライブがあるとアナウンスされて

そこで始めて知ったくらいです。

正直あまり興味はなかったのですが、

彼女たちのある行動から注目するようになりました。

それは、リングに上がる前にリングと観客側に一礼していたんです。

 

アレを見てこの人達はリングに対するリスペクトがあると思えました。

形だけの応援大使じゃない、真の応援大使だと思えました。

とにかく全日本プロレスとの関わり方が真摯なんです。

だからこそファンの皆さんからも支持され、

応援大使として受け入れられたのだと思います。

 

私も彼女たちの存在を受け入れるのに時間は掛かりませんでした。

全日本プロレスの試合前にはスルースキルズのライブがある」

コレがごく当たり前のこととして受け入れるようになりました。

この事を実感したのは今年の1月のことでした。

初めてラジアントホール大会に行ったとき

もの凄い違和感を感じたんです。

理由はすぐ分かりました。

試合前にスルースキルズのライブが無かったんです。

 

彼女たちも応援大使だけをやっているわけではありません。

参加できる大会は限られています。

私はたまたま首都圏に住んでいて

それまで後楽園や両国国技館でしか観ておらず、

それらの大会には彼女たちが参加してくれていました。

しかしこの大会には彼女たちが居らず、

それがもの凄く違和感に感じたんです。

 

スルースキルズのエピソードで一番嬉しかったのは

今年2月の後楽園大会でのことでした。

1月に全日本プロレスからSUSHI選手が退団したのですが、

SUSHI選手がやっていたSUSHIダンスを

スルースキルズの皆さんがやり続けてくれたんです。

 

コレは本当に嬉しかった。

SUSHI選手は全日本プロレスの「明るく楽しい」部分を

やってくれて、ファンのみんなから愛される選手でした。

そんなSUSHI選手が退団した始めての後楽園大会で

その意志を継ぐようにSUSHIダンスを続けてくれた。

まさに彼女たちがただの応援大使じゃない、

真の応援大使である所以でした。

 

スルースキルズが応援大使を始めたのは去年の5月です。

全日本プロレスが一番苦しいといわれていた時期に

一緒になって盛り上げてくれたのが彼女たちです。

形だけじゃない、真の意味で応援大使をしてくれた

スルースキルズの皆様、本当にありがとうございました。

貴方たちはただの応援大使ではありません。

貴方たちは間違いなく全日本プロレスの一員です。