2011年3月11日。
あの日から4年が経ちました。
あの日・あの時の私は、以前働いていた職場にいました。
山形県の日本海に近いところに住んでいたので、
直接的な被害は翌日までの停電と
その後1ヶ月くらいの物資不足だけで済みましたが、
それでもあの時の衝撃は忘れられません。
私がいたところでは震度4くらいだったと思います。
最初は「少し強い地震だな」くらいに思っていたのですが、
その後も継続的に揺れが続き、これは異常だと気づきました。
仕事なんてしてる場合ではなく、何か情報を得られないか行動しました。
ネットは繋がりませんでしたが、職場では停電しなかったため
テレビであの地震が起きたことを知りました。
ちょうど津波の第一波が届いたところを中継していて、
車や建物が簡単に流される映像を観て唖然としたことを覚えています。
仕事にならないため3時過ぎに退社しました。
家に戻る途中停電していて店が閉まっているのに気づきました。
モノは買えないし、ガソリンも入れれない。
家は停電していたので情報も得られない。
あの時間は本当に不安でした。
翌日の夕方に停電から復帰しました。
テレビやネットを見ると、そこには「これは現実か?」と
疑いたくなる光景が映されていました。
何がどうなっているのか理解できなかったし、
何をどうしたらいいか理解できなかったです。
あれから4年経ちます。
私が住んでるところでは比較的被害が少なかったことから、
1ヶ月ほどで日常は戻りました。
じゃあ被災地の日常は?
今でも避難生活を強いられている方は多いと聞きます。
少しでも早く日常を取り戻せるように。
今日は祈りたいと思います。