投資というかお金の扱いに関して、
今更ながら気付いたことがあります。
それは、何かあったら
資産を取り崩せばいいということです。
何を今更と思うかもしれませんが、
私はこれが出来なかったんです。
基本的にお金を使う予定があったら
それ用に予算を貯めていたし、
投資資産に関しては取り崩しをしなかった。
例外は配当でした。
あれは元本に手を出していないからOKという
自分勝手なルールがあったんです。
でも普通に考えれば配当を使うのも
資産を取り崩すのも変わらないんですよね。
何故か分かりませんが、
この考えが出来なかったんです。
配当金を使ったことには納得してます。
あれがあったから出来たことが沢山あるし、
やって良かったと思っています。
でもそれを「配当金を使う」という形で
やる必要は全くなかったなと。
生活防衛資金を除いて
残りの資金はすべて投資に回し、
必要なら投資資産から取り崩す。
投資本にはありふれた表現だし、
私もその考えは知っていました。
今から考えると知ってはいても
腹に落ちてなかったのかなと思います。
多分私は「それ以外の道」を歩かないと
「その道」を歩くことが出来ないのかなと。
予算を貯めたり配当金を使ったり、
とにかく資産を取り崩す以外の方法をやってみて、
「これなら資産を取り崩しても同じだな」
と実感できないとダメなんだと思う。
投資を始めて12年ほど経ちました。
随分遠回りをしましたが、
ようやくこの考えまでたどり着けましたね。
