昔から何故か文句を言われることが多かった。
どうやら私は話しかけやすい人らしく、
それが一つの原因らしい。
自分に直接関わる文句なら分かるが、
困ったことに自分には関係の無いことでも
「コイツに言っとけばいいだろ」
的に文句を言われることがある。
しかもコレが上から・下から・横からと、
あらゆるところから来るから堪らない。
私はコレを「中間管理職病」と呼んでいる。
中間管理職病が一番酷かったのが最初の職場の頃で、
当時私は品質管理を担当していた。
現場で出来上がった製品の検査をする仕事ということもあり、
現場・営業・取引先など、いろんな人と関わる立場にいた。
この立場が原因かは分からないけど、とにかく色んな人に文句を言われた。
中にはどう考えても現場や営業に言うべきことなのに、
「コレ言っといて」という感じに文句を言われることもあった。
直接言えよと何度も思ったし、辞めた理由の一つもコレだった。
今の私は中間管理職病にならない為、
上のポジションに行かないようにしている。
中途半端に上に行くからこの病気にかかるわけで、
上に行かなければ余計な文句が飛んでくることも少なくなる。
元々能力が低いから普通にやってれば上に行かないんだけど、
昇格試験とか資格取得とか、そういったことに手を出さないようにしている。
これは現状の給料でも十分やれているというのもあるし、
介護という仕事の特性上能力が低くても
最低限のラインさえ超えていれば雇われるから出来ること。
余計な文句は言われたくないし、
余計な責任も負いたくない。
能力が低いヤツは低いところにいて、
その状況でどうにかする術を身につけた方がラクでいい。