読書が趣味だというと「じゃあ○○って読んだ?」と、
その時々の話題作を上げて聞いてくる人がいる。
最近だと又吉直樹さんの火花が多い。
残念ながら私は普通の小説はほとんど読まないので、
「読んでないです」と答えガッカリされる。
これはいつものパターンでもう慣れた。
何故こんなことが起こるかというと、このような質問をする人は
「読書が好き」というのは「スポーツが好き」と同じくらい
大雑把なくくりだという事を知らないからだ。
スポーツが好きといっても野球やサッカー、テニスなど様々だ。
私みたいにプロレスが好きというパターンもある。
だからスポーツが好きという人がいたら
「どのスポーツが好きなんですか?」
という質問が来るのが普通なハズだ。
ところが読書の場合なぜかこうはならない。
なぜか「読書が好き=話題作は必ず読んでいるハズ」
という発想になるらしい。
「どんなジャンルの本を読むんですか?」
とでも聞いてくれればこんな悲劇が起こる確率は
ぐっと減ると思うのだが。
ちなみに「どんなジャンルの本を読むんですか?」
という質問をしてくる人は読書好きの確率が高い。
同じような経験があるのだろうか?