私は現在介護の派遣で週3日勤務で働いています。
週5日フルタイムで働くのを止めたのが2016年7月で、
それ以来少し休みの多い働き方をしています。
介護施設で30代半ばの男がこんな働き方をしていると、
よくこのようなことを言われます。
「もっと出勤日数増やせませんか?」
これには大きく分けて二つ理由があって、
まず介護という仕事が人手不足だから。
なにせあのリーマンショックの時でさえ
人手不足だったという業界です。
景気が比較的良い今ならその惨状はお察しのとおり。
特に首都圏ではこの傾向が顕著で、
その結果時給が上がるという働く側からすると
オイシイ状況になっています。
次に私のような30代の男なら
フルタイムで働くのが普通という考えがから。
介護施設では人手不足を補うため
様々な働き方が認められていて、
毎週土日の2日だけとか夜勤だけとか、
中には入浴介助だけとかホール対応だけといった
多様な働き方をしている人がいます
(これらは実際にいた人たちです)。
だから私のような週3日勤務は珍しくはないのですが、
そこに「30代の男」というカテゴリーが加わると
途端に珍しくなる。
そのため「30代の男ならもっと働けるはずでは?」
といった感じで出勤日数を増やせないかと
言われるようになるのです。
というわけで、私にとっての
恒例行事のような出来事を紹介したわけですが、
最近は今の施設でもよく言われるようになりました。
ある程度働けるのが分かったのもあるかもしれませんが、
残念ながら?私にその気はありません。
私は週3日働けば十分な収入を得られますし、
これ以上働いたら気力も体力も持ちません。
どうしても週5日働いてほしいなら、
そういった条件で仕事を探している人を採用してください。