安西英雄の備忘録

人生をよりよくするために何が出来るか考え実行中。

稼ぐ力がない人間

稼ぐのに必要な能力は何かと問われたら以下の3つを答えます。

①体力

②知力

③コミュニケーション能力

この3つのうち一つでもあれば人並みに稼げるのではと考えています。

問題は私自身にこの能力が無いことなんですよね。

 

体力がない

昔から体力が無い人間でした。

身体も小さく疲れやすく、

およそ体力勝負に向いていない。

部活をやっていたときはそこそこ体力を付けれましたが、

それも試合になると「自分比では」という

 

条件付きだったと思わせられることばかりでした。

加えて30歳も半ばになり明らかに

体力が落ちるのを実感する日々。

とてもじゃないけど体力勝負の仕事は出来ない人間だと思います。

 

知力がない

端的に言って私は頭が悪い。

物覚えが悪いし理解力もない。

普通の人が「頑張れば1週間でできること」が

私には1カ月やっても出来ないなんてザラにある。

 

おまけに怠け癖があって、学生時代

(怒られたくないから)授業はマジメに受けても

家ではほとんど勉強しなかった(受験前は除く)。

だから成績も中の下がいいところで、

昔から頭を使った仕事は向いてないと思っていた。

 

コミュ力がない

体力・知力がなくてもコミュ力があれば

意外と稼げたりしますが、私にはこれもありません。

昔から会話が苦手だったし、

そもそも何を話したらいいか分からない。

気を使った人に話しかけられても

何をどう返したらいいか分からない。

 

学校や職場では最低限必要な会話はしますが、

それ以外の場所では話すどころか

合いたいとも思わない。

典型的なコミュ障だと思うし、

コミュ力が必要な仕事は絶対に向いてないと思う。

 

こんな感じで私自身、稼ぐのに向いていない人間だと思う。

じゃあどうするかというと、

お金を必要としない生活を追い求めていった。

生活費を下げたり投資したり、

そうやって最低限稼ぐべき金額を下げていった。

 

稼ぐ必要のある金額が下がれば働く選択肢は増えていく。

収入が普通の人の半分でも大丈夫なら週3日も働けば十分だし、

人がやりたがらない仕事なら無能でもそれなりに需要はある

(私が介護を選んだのもこれが理由だ)。

 

つまり生活費を下げるとは、

稼ぐ力がない人間にとっての人生の攻略法だと思う。

私はこれに気づいてから人生がラクになった。

生きることへのプレッシャーが減った。

もしもこれに気づかずにいたら、

今頃どうなっていたか分からない。

それぐらい生活費を下げることの効果は大きい。

もしも人生に行き詰まっていたら

生活費を下げてみてはどうだろうか?

それだけでも今まで見えなかった道が見えてきますよ。