安西英雄の備忘録

人生をよりよくするために何が出来るか考え実行中。

誰かといるのが面倒

子供のころを振り返ると、他人との距離感が

全然取れていなかったように思う。

相手の状況や感情を考えることは全くなく、

常に自分中心に物事を考えて行動していた。

それでも年を重ねるごとに相手に配慮するようになったのだが、

結果として私は誰かといることを放棄していったように思う。

 

何でそうなったかというと、

相手のことを考えるのが面倒だから。

そして相手のことを一番考えなければいけない場面は

「誰かと一緒にいるとき」で、

だから面倒ごとを避けるために誰かといることを放棄したのだと思う。

この考えは今でも持っていて、

私が一人で行動する最大の理由と言っていい。

 

例えば誰かと出かけるとなると、

まず相手と予定を合わせなければいけない。

何かを選択するときは相手に配慮することもあるし、

相手のトラブルに巻き込まれることも

自分のトラブルに巻き込んでしまうこともある。

出かけた結果つまらなかったら直ぐ帰ることも出来ない。

相手が楽しんでいたらそんな提案は出来ないし、

こっちに合わせてくれたとしても本心は別で、

知らぬうちにしこりが残る場合もある。

 

こういった誰かと出かけることで起こりえるデメリットは

一人になるだけで消滅する。

予定を合わせる必要もないし、

だれにも配慮する必要もない。

トラブルは自己責任で対処すればいいし、

つまらなかったらとっとと帰ればいい。

予定なんてその時々で変えれるし、

全てを自分の都合で変更できる。

 

もちろん誰かと過ごすうえで得られるメリットを否定はしない。

多人数で過ごすのが好きな人は同じくそう考える人と過ごせばいい。

ただ私はどうしても誰かといることが面倒に感じてしまう。

コレばかりはもうどうしようもないのだろうな。