安西英雄の備忘録

人生をよりよくするために何が出来るか考え実行中。

リーマンショックが切っ掛けで投資を始めました。

色んな人が記事にしていたのですが、

あのリーマンショックが起こったのが

10年前の9月15日らしいです。

リーマン・ショック - Wikipedia

私が本格的に投資を始めたのが

2010年からなのですが、

実はその切っ掛けがリーマンショックでした。

 

リーマンショックが切っ掛けで投資を止めた」

という人は結構いるみたいなので、

私のようなリーマンショックが切っ掛けで

投資を始めた人は珍しいかもしれません。

以前も書いたかもしれませんが、

改めて当時を振り返ってみます。

 

手取り4割減+ボーナスカット

私にとってのリーマンショック

収入に大打撃を与えた事件でした。

当時金属加工会社に勤めていたのですが、

この頃からどんどん仕事がなくなってきました。

一番ひどいときで月に10日も出勤しなかったことも

あったくらいで、当然ながら給料も減らされました。

具体的な数字は覚えていませんが、

手取りで4割くらいを何の前触れもなく削られ、

ボーナスもカットされました。

 

私自身お金の掛かる趣味もなく、

なんとなく節約生活をしていたため

収支はかろうじてプラスになっていましたが、

それでもこの先どうなっていくか分からない

不安は凄かったのを記憶しています。

 

銀行のセミナーで投資信託に出会う

そんなとき偶然投資の話を聞きました。

銀行に行った際、

「投資のセミナーがありますが参加しませんか?」

と声を掛けられたんです。

当時貯金は3・400万円くらいだったと思いますが、

その程度の貯金しかない人間にも

声を掛けなければいけないくらい

投資の需要がなかったのだと思います。

 

将来への不安もありそのセミナーに参加した私は、

その1週間後くらいに進められるままに

グロソブとHSBCブラジルオープンという

ゴミ投信を70万円分くらい買うことにしました。

 

実はこのとき投信についてよく分かっておらず、

とりあえず投資信託に関する本を読むことにしたんです。

そのとき読んだのがカンチュンドさんの本でした。

 

読んだ後に銀行で買ったゴミ投信を売却。

当時初めて出たまともな投資信託だった

STAMインデックスファンドシリーズ(現SMT)や

eMAXISインデックスファンドシリーズを

買い始めることになったわけです。

 

一番の理由は「収入源を増やしたい」

こんな感じで私は投資を始めました。

その後紆余曲折という名の迷走がありましたが、

現在は米国株を中心とする配当株投資をやっています。

リーマンショックが切っ掛けで投資を始めましたが、

その一番の理由は「収入源を複数持ちたい」だと思います。

 

会社がダメになったときの転ばぬ先の杖が欲しい。

出来ることならそれだけで支出をまかないたい。

あのリーマンショックで一番意識したのはコレだと思います

(だからこそ配当株投資をやってるのかも)。

 

あの頃は本当に未来が見えなくて大変だったけど、

そこで可能性を探して動いた自分は本当によくやったと思う。

そう考えるとあのリーマンショックは、

私の人生を良い意味で変えてくれた出来事だったと思う。