無職を続ける上で非常に重要になるのが
「いかに支出を抑えるか」です。
無職だろうが生きていくうえで
支出は避けられませんが、
これをできるだけ抑えることができれば
その分長く無職を続けることができます。
では具体的にどの支出を減らすか?
まず減らすべきは「人生の5大支出」です。
まずは大きい節約を
支出を減らすとなるとやれ食費を削るだ
中古屋を活用するだと言われますが、
ハッキリ言ってこれらの節約は効果が薄いです。
なぜなら元々の額が大して高くないから。
食費を月3万円から2万円に減らせたとしても、
その効果は月1万円に過ぎません。
もちろんこういった節約も大切ですが、
それよりももっと効果の大きな節約があります。
人生の5大支出
大きな節約とは人生の5大支出を減らすことです。
人生の5大支出とは以下の5つのこと。
①住宅
②老後
③教育
④車
⑤保険
これらは総額で1億~2億円掛かると言われています。
食費をチマチマ削るよりも
これら5つの支出を減らしたほうが効果は大きいし、
一度減らす仕組みを作ればあとはほったらかしで節約できます。
教育・車・保険はほぼ要らない
私はこの5つのうち教育・車・保険には
ほとんどお金を払っていません。
子供がいない独身なので教育費は掛からないし、
首都圏に住んでいるので車は持っていない。
保険は借りているアパート関連と
国民健康保険だけです(それも一部免除済み)。
もちろん病気になったときのために
生活防衛資金は準備していますが、
それさえあればこの3つはほぼ要らないと言えるでしょう。
住宅は賃貸で十分
家を買う気は全くありません。
「持ち家は一度買えばずっと住めるから老後は安心」
などと言う人も居ますが、修繕費やライフスタイルの変化、
災害により住めなくなる可能性を考えると
住環境を変えやすい賃貸の方が良いと考えています。
また住宅ローンがあると
「働くのがキツいがローンを返さないといけない…」
など無理して働き続けなければいけないデメリットもあり、
私には合っていないと考えています。
ちなみに「老後は賃貸を借りづらい」という
話しもありますが、2030年には空家率が
30%を超えると言われる現状を考えれば、
今より借りやすくなることはあっても
借りづらくなることは無いと考えています。
老後に必要な額は生活費次第
最後に残る老後の費用ですが、
これは人それぞれとしか言いようがありません。
「老後の生活費は最低22万円、余裕がほしければ38万円必要」
などと言われますが、中には夫婦で
月15万円の年金でお気楽に暮らしている人たちもいます。
老後に必要なお金はそれぞれの生活費によって変わるものです。
だから老後資金を減らしたければ
今現在の生活費を減らせばいい。
月8万円、年間100万円で暮らせるなら
老後資金はそこまで心配しなくても
いいと考えています。
5大支出を減らせば無職を続けやすい
5大支出を減らせば人生に必要なお金は大幅に減ります。
それはつまり人生において稼ぐべきお金が減ることで、
結果として無職でいられる期間が長くなります。
無職でいたいなら細々とした節約も必要ですが、
まず人生の5大支出を減らしましょう。