自分の人生が自由になったと実感したきっかけのひとつが
「介護という汎用性の高い仕事を始めた」こと。
介護という仕事は日本中どこでも出来るもので、
実際私は介護の仕事を始めてから地元山形から
首都圏に引っ越したけど、仕事には全く困らなかった。
汎用性の高い仕事のおかげで住む場所の自由を得られたと思う。
逆に汎用性のない仕事をしていた時は精神的に凄く追い込まれ、
人生に閉塞感を感じていたように思う。
私は介護の前は金属加工会社で品質管理をやっていて、
ちょっと特殊な機器を扱っていた。
そのためその職場では重宝されたけど、
リーマンショックでいざ職場がヤバくなったとき
自分の技術が他では全く通用しないことに気づいて
「これからどうやっていけばいいんだ?」
と途方に暮れたことを覚えている。
あの時は本当にどうしようもなくて、
とにかく「このままじゃダメだ」と思いつつも
何をどうしたらいいか分からなかった。
その後同僚が介護の資格を取ったのを聞いて、
それなら自分もと思い介護の資格取った。
その後自分の人生が自由になっていったのは
先ほど書いたとおりです。
だから私は自分のセーフティーネットとして
汎用性の高い技術を増やしたいと考えている。
介護だけじゃちょっと足りない。
もう一つ、出来れば二つあったら
人生はより自由になるんでしょうね。
汎用性+供給不足+低コストライフ+投資 - 安西英雄の備忘録