安西英雄の備忘録

人生をよりよくするために何が出来るか考え実行中。

ホーム不明

最近ふと

「自分のホームってどこだっけ?」

と思うことがあった。

どういうことかというと、

私は去年の8月に首都圏に引っ越すまで

ずっと地元山形に住んでいた。

それが引っ越してから半年以上経って

自分のホームがどこかよくわからなくなった。

 

地元山形がホームかと言われると、

半年以上も離れているところが

ホームだという意識が持てない。

実際正月に帰った際は変わっている

ところもあったりして

「もう自分が知っている山形じゃなくなった」

という感覚だった。

 

では今住んでいる場所がホームかと言うと、

そういった認識はない。

住所を書く際など未だに

「あれ、今住んでるのって何市だっけ?」

と考えることがある。

だから今の場所は住んでいるというより

長期滞在しているという感覚に近い。

 

こんなふうにホームがどこか

分からなくなることがあった。

だからといって悲観的な感覚は無くて、

むしろホームなんてどうでもいいと

考えるようになった。

 

引っ越して分かったことだけど、

別にどこでも暮らせるんですよね。

首都圏だろうが地方だろうが

暮らせない場所なんてない

(便利な場所はあるけど)。

 

だから「自分はここに住まなければいけない」

という感覚が無くなって、

土地という呪縛から開放された感じがした。

ホームがどこかわからなくなって、

より自由になれた感じがした。