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安西英雄の備忘録

人生をよりよくするために何が出来るか考え実行中。

キスより素敵な手を繋ごう

やりたいこと

2月24日に劇団ナイスコンプレックス主宰の舞台

「キスより素敵な手を繋ごう」を観劇してきました。

naikon.jp

 

元々声優の阿澄佳奈さんが好きで、

一度直接観れる機会がないかな?

と思っていて、今回はその願いを

叶える為に観にいくことに。

観た感想は「キツかったけど観てよかった」。

 

~以下にネタバレを含みつつの感想~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この舞台には二人の短期記憶障がい者

それに関わる人たちが出てきます。

一組は物語り開始時点で

前に進むための決断をした姉妹。

でもその決断をするには姉妹それぞれに葛藤があって、

姉を愛するからこそ全てを諦めてほしいと願う妹と、

妹を愛するからこそ前に進むことを決断した姉。

どちらも間違っていないからこそぶつかるし、

そういった過去や決意があってこその二人だと思った。

 

もう一組は30年前からの記憶がない夫と

それを支え続ける妻。

物語開始時点では全体像が見えず

徐々に過去の話が語られ今が見えるようになるのですが、

過去に遡るにつれ観ていて辛かったし

この妻は狂っていると思った。

 

そりゃあ自分の愛する人との時間のズレが日々増えていき、

ついには自分たちの娘を妻と勘違いし、

妻の事を義母だと勘違いする。

そんな状況が続き改善の兆しが見えないとなれば

狂うのも分かるし、そうしないと

自分が生きている意味を見出せないのだと思った。

それでも自分の娘に

「毎日父からの告白を受け入れ続けろ」

と言ったシーンは救いが無さ過ぎると思った。

 

それで物語の結末なんですが、

夫の記憶障害が治るわけではない。

問題が解決したわけでもない。

それでも希望はあったと思う。

30年前から時が止まっていたのは夫だけじゃなく

妻もだったと理解し、

ある方法でそこからの一歩を踏み出せたときは

この物語は始まりから終わりまでの話しではなく、

スタートまでの話しだと思えた。

 

時の流れは残酷になることもあるけど、

積み重ねたからこそのモノもある。

そういった思いにさせてくれる物語でした。

 

ということで人生初の舞台観劇に行ってきました。

人生初観劇がこの舞台で本当に良かったと思ったし、

自分が少しでもやりたいと思ったことは

ドンドンやるべきだとも思った。

やりたい事をやって反省することはあっても

後悔することはありません。

人生を全うするためにも

興味のあることはドンドンやっていきたいです。