私は介護の仕事をやっているのですが、
今年から介護福祉士の受験資格が変わって、
実務経験3年に加えて「実務者研修」の修了が必要になりました。
私は2級ヘルパーの資格を持っているので、
実務者研修に掛かる費用は約19万円(他も大して変わりません)。
アホみたいに高いですね。
ということで「介護福祉士は取りません」という話しを職場でしたら、
数名からダメ出しが。
曰く「介護福祉士を取れば正社員になれる」から。
私はこの提案のどこに魅力があるかサッパリ分かりませんでした。
介護福祉士で正社員に
そもそも介護施設の中には正社員になる条件として
「介護福祉士を取得する」を挙げているところが結構あります。
今の職場もこのパターンで、だから取るべきだという人が結構いました。
メリット少、デメリット大
もしも正社員になることで大きなメリットを得られるなら
私も介護福祉士を目指します。
ところが正社員になることで得られるメリットは
給料がわずかに上がるだけ。
逆に正社員になると新たな仕事が増え、責任が重くのしかかる。
上司になるほどサービス残業をする姿が増え、
とてもじゃないが正社員になりたいとは思えない。
正社員になってもわずかなメリットしかなく、
それに見合わない大きなデメリットが増えるだけです。
正社員にはならないから介護福祉士は取らない
ということで私は今の職場で正社員になる気がないので
介護福祉士は取りません。
「取ったほうが転職に有利なのでは?」
という意見もありそうですが、介護の仕事なんて
未経験の50代のおっさんだって始められる仕事です。
2級ヘルパーと数年の経験があれば十分でしょう。
こんなことに無駄なお金と時間を奪われるくらいなら、
私は自分が本当にやりたい事に使います。