川崎市の老人ホームで入所者が転落死した事件で逮捕者が出ました。
それで事件に関連して介護士の労働環境についてアレコレ言われてます。
私は介護業界に入って約3年になりますが、
個人的にこの業界で一番異常なのって
週に1回、16時間労働が普通にあることだと思います。
16時間労働って「異常」ですよ
コレに関しては以前も記事にした事があります。
上の記事でも書きましたが、例えば8時半から5時半まで、
休憩1時間入れて8時間働いた後に夜中の1時半まで働けって言われたら
「バカじゃねえの?」って思うのが普通です。
なのに介護の現場ではそれが当たり前のような感覚がある。
何度も書きますが、16時間労働は普通じゃなくて異常なことです。
私は今回の事件が16時間労働のせいだけで起こったとは思っていません。
ですがそれを含む労働環境の悪さが一つの要因になったとは思っています。
せめて16時間労働だけでもやめましょう
介護の仕事というと「キツイ・汚い・給料安い」
などロクなイメージが無く、私自身その通りと思っていますが、
なかなか改善することはありません。
現状の制度で給料面を改善するのは難しいし、
仕事上汚い部分は避けられない。
それなら少しでも「キツイ」を無くす方向へ動いてほしい。
その第一歩として、せめて16時間労働はやめてほしい。
これは施設にもよりますが、
夜勤も8時間労働のところも結構あります。
現に私の職場もそうですし、
探せば結構あるものです。
キツイ労働が続くと余裕がなくなります。
それは職員にとっても、職場にとっても、
何より利用者にとっても良くないことです。
介護の仕事に携わる一人の人間として、
労働環境が少しでも良くなる事を願っています。