安西英雄の備忘録

人生をよりよくするために何が出来るか考え実行中。

介護職はやりがいよりも平日休めることを売りにしたほうが良い

介護の仕事を紹介する時「大変だがやりがいのある仕事」
「人の役に立つ素晴らしい仕事」なんてことを言うことがありますが、
コレ、やめたほうがいいと思うんですよね。

人が集まらない介護業界

 やりがいや人の役に立つことをアピールしてきた介護業界ですが、
その結果どうだったかというと、慢性的な人手不足に陥っています。
給料が低いことや生活が不規則になるデメリットもありますが、
それらを上回るメリットを提示できなかったのが一番の原因でしょう。

やりがいなんてどの仕事でもある

やりがいなんてどの仕事でもあります。
それを見つけれるかどうかという問題はありますが、
介護にしかやりがいがないなんてことはありません。
だからやりがいをアピールしても魅力的には映りません。

人の役に立つなんて仕事じゃ当たり前

人の役に立たない仕事なんてありません。
人の役に立つから仕事として成立し、
報酬を得ることが出来るんです。
そこに介護じゃなければいけない理由はありません。

介護のアピールポイントは何か?

このようにやりがいや人の役に立つことは
介護のアピールポイントにはなりません。
では何が介護のアピールポイントかというと、
・平日休めること
・需要>供給で技術のポータビリティが高いため、
 就職や転職が容易で日本中どこでも働けること
この2つがあります。
少なくともやりがいや人の役に立つことなんかより、
遥かにいいアピールポイントだと思うんですよね。
これらに魅力を感じる人は一定数いるんじゃないでしょうか?
(実際に私はこの2つに魅力を感じ介護を選びました。)

というわけで、介護職はやりがいよりも平日休めることを売りにしたほうが良い。
今までのやり方で人が集まらなかったんだから、
何か変えないとマズイですよ。本当に。

 

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